食器棚クリーニング

リサイクルショップのお掃除 食器棚編

リサイクルショップでの仕事の中でも最も重要なクリーニングの作業です。

お客様から買取りさせて頂きましたパモウナの食器棚(キッチンボード)です。
当店でのクリーニングの方法を紹介します!
食器棚は家具の中でも特に人気の商品です。

キッチンで使用される家具なので、油などの調理汚れが多く付着している場合があり、クリーニングが大変な家具でもあります。

食器棚クリーニング前

※買取作業にて運搬してきた食器棚ですので、すでにスライド扉は外してあり、下台の引き出しには飛び出し防止の梱包用ラップが巻かれております。

■ 食器棚(キッチンボード)のクリーニング

まずは天板からクリーニングをはじめます。
食器棚の天板には経年のホコリや調理の油汚れなどが多く付着していることがあります。

食器棚天板

今回の食器棚は大変きれいな状態でしたので、固く絞った雑巾でさっと仕上げました。

本体背板も同じようにクリーニングします。

食器棚背板

■ 上台のクリーニング

クリーニングしやすいように棚板と金ダボ、扉を全て外しておきます。

庫内は雑巾でサッと拭きます。

食器棚本体側面も同様にクリーニングします。

食器棚上台庫内

気になる汚れや黒ずみ部分などは、研磨剤の入っていない万能クリーナーで汚れを落とします。
手垢や油汚れは、油汚れ用の洗剤を使用します。

スライド扉のレール部分は綿棒や歯ブラシなどで汚れやゴミを取り除きます。

食器棚上台庫内レール

綺麗にクリーニングした棚板を戻して上台はひとまず終了です。

食器棚上台クリーニング完了

 

■カウンター部分のクリーニング

汚れが付きやすいカウンター部分は丁寧にクリーニングを行います。

電源コードも拭きながらキズなどが無いかしっかりと確認します。

食器棚カウンター部分

■下台のクリーニング

食器棚のクリーニングのいちばん手間のかかる部分です。

まずは、引出しを取り外します。

今回のパモウナの食器棚は、
引き出しが静かに閉まるサイレントシステムレールを使用しています。
信頼性の高いドイツ「ヘティヒ社」製のレールです。

レバーを手前に引きながら引き出し手前を持ちあげると、簡単に取外せます。

食器棚引出しレール

最下段の引き出しを外したらビニール袋が落ちていました。
普段は、割り箸とか輪ゴムとかもっといろいろな落し物があります。

食器棚下台庫内落し物

引出しを全て取り外しました!

食器棚下台

■引き出しのクリーニング

取り外した引き出しの細かなゴミやホコリなどをブラシと掃除機を使って、丁寧に取り除きます。

引き出しの裏面も、

取っ手部分は特に汚れが付きますので、念入りに行います。

食器棚引出しクリーニング

仕上げに、マイクロファイバークロスの空拭きで、引き出し前面の鏡面部分を拭きます。

食器棚引き出し仕上げ

空っぽの下台庫内も綺麗にします。

食器棚下台庫内

引き出しを戻して下台部分クリーニング完了です!

食器棚下台引き出し完了

■仕上げ

最後に上段のスライド扉をクリーニングします。
油汚れ用の洗剤をスポンジに染み込ませて丁寧にクリーニングします。

食器棚ガラス扉

■クリーニング終了!

スライド扉を取付けて終了です。

食器棚・キッチンボード

食器棚1台のクリーニングはおおよそ2~3時間くらいで終了です。
引き出しや扉の多い大型食器棚や汚れのやや多い食器棚などは3時間以上かかる場合もしばしばあります。

クリーニング作業はただ綺麗にするだけではなく、
その作業過程で引き出しの底面や庫内の奥など普段見えない部分が見えます。
その際に難や破損個所などを見つけるケースは時々あります。

その様な箇所を発見した場合は、修理・補修を行い
仕上り次第で販売価格にも影響してきます。
当店では、難や修理個所はプライスカードに表示・説明するよう心がけております。

失敗のないリサイクル品を選ぶためには、しっかりとクリーニングされたリサイクルショップさんでのご購入をお勧めいたします。

【 注意! 】上記内容は当店での「食器棚のお掃除方法」の紹介です。専門家やメーカーさんなどの推奨しない内容が記載されている可能性もございます。当内容に関連して直接的または間接的に発生するいかなる損失・損害等について当方は一切の責任を負いかねますのでご注意ください。

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